吹上浜の特産「加世田砂丘らっきょう」

特産「加世田砂丘らっきょう」

特産「加世田砂丘らっきょう」
*特産「加世田砂丘らっきょう」

鹿児島県は全国有数のらっきょう生産地であり、特に吹上浜の沿岸はらっきょう生産の中心地です。

この地域は保水性の低い砂地の土壌のため、多くの作物の栽培には適していませんが、らっきょうの場合はシャキシャキした甘い大玉を収穫することができます。

こうしたことから吹上浜沿岸の地域はらっきょう栽培が盛んで、特に南さつまでは「砂丘らっきょう」の愛称で親しまれています。令和5年では35haの栽培面積で491.3トンものらっきょうが販売されました。

また、物産センターるぴなす隣の「ガンバリーナらっきょう村」では、砂丘畑を市内外の住民に貸し出しており、オーナー制でらっきょうの植え付けから収穫までの農作業を楽しむことができます。

この他、砂地を活かしたブドウやネギの栽培も盛んです。砂地は一般的には恵まれた土壌ではありませんが、この地域ではその特徴を活かした農業が行われています。

ガンバリーナらっきょう村

南さつま市加世田高橋(物産センター「るぴなす」隣地)
1区画面積:20m²(約40kgの収量)
1区画当たりの使用料・・・11,000円(種・肥料代込み)
TEL:0993-53-8739